一般社団法人日本CFO協会主催の標記セミナーにて、弊社社長の小川が下記のプログラムで講師を務めます。

日 時 第3回【事業戦略-1】「事業投資の意思決定と実行管理のプロセス・事業投資のリターンを高める取り組み」
・2017年7月14日(金)10:00-17:00 (開場 9:30)

第4回【事業戦略-2】「分析・シミュレーションを活用したM&A投資の評価と意思決定」
・2017年7月26日(水)10:00-17:00 (開場 9:30)

会 場 SMBCコンサルティング セミナーホール(東京都中央区八重洲1-3-4三井住友銀行呉服橋ビル)
講 師 弊社代表取締役社長 小川 康
定 員 30名
持ち物 筆記用具(演習では、主催者が提供するPCをお使いいただきます)
受講料 各1講座・一般=54,000円(税込)(昼食付)

<セミナー詳細>
・第3回【事業戦略-1】「事業投資の意思決定と実行管理のプロセス・事業投資のリターンを高める取り組み」
 設備投資・M&A・研究開発投資・新規事業等の中長期事業投資は、企業の持続的成長に必須の業務です。しかし、どうすれば失敗を減らすことができるでしょうか。
 今回の講義では、まず事業投資の一般的課題を共有し、大きな失敗を避け、リターンを高める方法論である仮説指向計画法(Discovery-Driven Planning)を紹介します。更に、事業投資の低収益打破のため、「攻め」と「守り」のバランスを取る計画立案・リスク評価・意思決定・実行管理の4つの業務プロセスと、組織間の情報共有の問題を解説します。また、「事業投資業務10のチェックリスト」を解説し、実務に活用いただくことを目指します。
 さらに、午後には、ゲスト講師にCFOとして豊富な経験を持つ株式会社ニフコの萬成力様をお迎えし、グループディスカッションを行います。秘密情報は話さない、というルールで、事業投資のリターンを高めるヒントを議論しましょう。

・第4回【事業戦略-2】「分析・シミュレーションを活用したM&A投資の評価と意思決定」
 M&Aにおいては、買収後の事業計画における計画の前提や不確実性を徹底的に検討することが不可欠です。特に、買収時のプレミアムを正当化するために、EBITDAのような指標が用いられることがありますが、相場感以前に、自社がどのように価値を創造するかが、実現性高く考え抜かれていなければ、高値掴みに終わる可能性が高いと言えます。
 今回の講義では、参加者自らが収益を上げるロジックや計画の不確実性を考え抜き、ビジネスシミュレーションを活用したグループディスカッションの時間を十分に取ることによって、議論に基づく意思決定を実践していただきます。
 具体的には、M&A案件を題材としたケースに基づき、What-If分析・感度分析・モンテカルロシミュレーションを活用してグループディスカッションを行います。グループごとにM&A価格を議論したうえで、模擬経営会議で実行可否に関する意思決定を下し、意思決定の内容と議論の要点を発表する実践的プログラムです。
 当日は、おそらくそれぞれのグループが異なる買収価格を決定してきます。なぜ、教科書のように、答え合わせができるような同じ買収価格にならないのか。リアリティの高いケース形式を用いて、参加者に事業投資の価値評価と意思決定の現実について、考え、議論していただきます。

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