日本管理会計学会において、インテグラートが推進しているDDP(仮説指向計画法)の日本企業における導入効果に関する研究を進めるため、スタディ・グループの発足が決定されました。

 このスタディ・グループの代表を務められる成蹊大学経営学部教授の伊藤克容先生は、新しい事業環境における管理会計理論を模索する観点からDDPの研究をされています。複雑性の高い企業環境下で、リアルオプションを実装するための方法論として、DDPおよびそれに近似した事業計画手法は海外では広く知られています。この度、DDPを実務に落とし込み、実際に日本企業の経営管理に導入支援しているインテグラート社の活動を知り、その実績や効果を研究し、管理会計理論の発展への貢献することを目指しておられます。

 2019年に刊行された著書『組織を創るマネジメント・コントロール』(日本管理会計学会賞受賞)は、イノベーションを重視する企業における管理会計の在り方について書かれたものです。その中でも戦略創発を促す、実践的な手法としてDDPが検討されています。
 インテグラートとしても、DDPの効果を研究者の先生方に検証していただくことは大変有用と考えています。

 DDPの考え方に関心を持っていただいている企業の経営者、事業管理、事業担当者の皆様の中で、この研究に協力していただける方がありましたら、【こちら】へご連絡をいただけますでしょうか。企業名は伏せる形でも結構です。

■スタディ・グループ
・研究課題:「DDP(仮説指向事業計画)の導入効果に関する研究」
・研究期間:2020年9月1日~2022年8月31日
・研究概要:【PDF】
・代表者:伊藤克容(成蹊大学経営学部教授)
 新江孝(日本大学商学部教授)
 井上慶太(成蹊大学経営学部助教)
 池側千絵(インテグラート株式会社エグゼクティブコンサルタント)

詳細は【こちら】


代表者:伊藤克容(成蹊大学経営学部教授)


著書『組織を創るマネジメント・コントロール』