【アーサー・ディ・リトル・ジャパン インテグラート 共催セミナー】
 “攻め”の研究開発ポートフォリオマネジメント
  ~ヘルスケアビジネスの事業構造改革に向けて~

 アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社 http://www.adlittle.jp/ja
 インテグラート株式会社 https://www.integratto.co.jp/

 この度アーサー・ディ・リトル・ジャパンとインテグラートは共催で「“攻め”の研究開発ポートフォリオマネジメント ~ヘルスケアビジネスの事業構造改革に向けて~」と題したセミナーを開催いたします。

 日系ヘルスケア企業にポートフォリオ評価・管理が導入されて一定の期間が経過しましたが、その適用は未だ限定的な目的にとどまっており、本来目指すべき開発案件全体の価値の最大化と最適な資源配分バランスの実現はまだ十分に検討されていないように感じます。また、経営環境の変化に対応して中長期的な事業構造の転換を進めるには、早期研究開発を含むより広範囲なステージでポートフォリオ評価・管理を積極的に取り入れる必要性があると考えます。

 このような課題認識の下、アーサー・ディ・リトル・ジャパンとインテグラートは昨年日系ヘルスケア企業9社に共同でインタビュー調査を行い、現在の課題認識と今後の課題解決の方向性についてヒアリングと討議を行いました。本セミナーではこのインタビュー調査結果のレポートを軸に、今後のヘルスケアビジネスにおけるポートフォリオマネジメントの潮流や分析の活用事例、ポートフォリオマネジメントの分析・管理システムのご紹介などを行う予定です。

 本セミナーは、ヘルスケアビジネスで中長期の事業戦略検討・策定に関わる企画部門の方々、研究開発投資のリスク評価と案件管理に関わる部門の方々にとりまして、大変有意義な機会になるものと考えます。ご多用中とは存じますが、関連部署の方々をお誘いあわせの上、是非ご参加下さいますようお願い申し上げます。

■ 日時 : 2019年5月28日(火)14:00~16:40( 受付13:30~ ) 【詳細資料】
■ 会場 : KDDIホール(東京・千代田区)
 【地下鉄】
  東京メトロ 千代田線・半蔵門線・東西線「大手町駅」C1出口より直結。
  都営地下鉄 三田線「大手町駅」C1出口より直結。
  東京メトロ 丸ノ内線「大手町駅」A1出口より徒歩2分。
 【JR】
  「東京駅」丸ノ内中央口より徒歩10分
 【住所】東京都千代田区大手町1 – 8 – 1 KDDI大手町ビル2階
 http://www.kddihall.kddi.com/access.html

■ 受講料 : 無料
■ 定員 : 150名
■ セミナーの対象者 : ヘルスケアビジネスに携わる経営者、経営企画・経営管理部門・財務部門・製品戦略部門・事業企画部門等の管理者および実務担当者(複数名参加歓迎)
 ※研究開発ポートフォリオマネジメントや事業構造改革にご関心があれば、医薬品・医療機器業界以外の企業様も歓迎いたします

■ 講演者
大原 聡 アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社 パートナー
 ベイン・アンド・カンパニー(パートナー)などを経て、現職ではADL日本支社のヘルスケア・プラクティスのリーダーを務める。25年間のコンサルティング業務経験を有し、製薬・医療機器、素材、ICT、電子機器、自動車・機械、流通、金融などの業界に対し、ポートフォリオ管理や新規事業開発、M&A/提携戦略、組織改革を中心にサービスを提供。

井上 淳 インテグラート株式会社 取締役 ビジネスシミュレーション事業部長
 インテグラートにおいて、14年にわたる大手製造業における個別事業計画策定・事業性評価支援、ポートフォリオ評価導入支援、全社ポートフォリオ評価体制構築・運用支援に関するコンサルティング経験を持ち、特に新薬開発型製薬業において豊富な実績を有する。 2010年7月より現職。

■ プログラム
【講演1】ポートフォリオマネジメントの潮流
 講演者 : 大原 聡 アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社 パートナー

 ヘルスケア業界の環境変化や企業の成長に伴う、ポートフォリオ評価管理の進化について、海外の動向なども踏まえてご紹介します。変化の背景にある経営思想や移行における課題認識についても合わせてご説明を致します。
 □ 今なぜポートフォリオ評価なのか
 □ ポートフォリオ評価の発展シナリオ
 □ グローバル企業でのメガトレンド

【講演2】ポートフォリオマネジメントに関する企業調査結果報告
 講演者 : 大原 聡 アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社 パートナー
     井上 淳 インテグラート株式会社 取締役 ビジネスシミュレーション事業部長

 日系ヘルスケア企業のポートフォリオ評価管理に関する企業調査の結果、およびそこから考えられる示唆をご紹介します。特に以下の論点を中心に、現状の体制と問題意識を踏まえ、改編への取組みや実現に向けた要件について見解をご説明する予定です。
 □ ポートフォリオ管理の位置づけの見直し
 □ プロジェクト評価の高度化の方向性
 □ トップダウンによる予算配分の必要性
 □ 鍵を握る意思決定プロセスの確立
 □ 個別事業性評価と一体化した運営
 □ パイプライン創出力の強化に向けて
 □ 求められる自律的な評価能力の育成

【講演3】ポートフォリオマネジメント進化に向けたチャレンジ
 (講演3-1)ポートフォリオマネジメント分析活用事例
  講演者 : 井上 淳 インテグラート株式会社 取締役 ビジネスシミュレーション事業部長

 今後、個別事業性評価からポートフォリオマネジメントに軸足を移して発展させていくために有用なポートフォリオ評価・分析の活用事例をご紹介します。併せてポートフォリオマネジメント支援システムのご紹介も行います。
 □ 戦略方針を反映した資源配分の検討事例:最適化分析によるプロジェクト優先順位の検討
 □ 導入品の妥当性検討のため自社創薬の相場観を探った事例:自社上市品あたりの研究コスト分析

 (講演3-2)ポートフォリオリスクマネジメント体制の構築
  講演者 : 大原 聡 アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社 パートナー

 事業収益の安定性と革新的な研究開発による成長性の両立が求められる中で、リスク最適化を視野に入れたポートフォリオの評価管理は今後どう変化しうるのかを論じます。
 □ リスクプロファイルによるプロジェクトの層別管理
 □ プロジェクトとポートフォリオ評価の運営プロセスの刷新

■お問合せ : インテグラート株式会社 イベント事務局 担当:春原(すのはら) TEL:03-5577-4154