「製薬会社の企業価値を過去と未来から定量化する
~ アカウンティングで実績値を読み解き、ファイナンスで将来値を推し量る ~ 」
製薬業界でDTxや創薬モダリティが急速に広がる中で、「意識して」より早く先を見通し、マネジメントレベルで手を打つための検討手段となる、事業性評価業務の重要性が益々高まっています。
この度、グロービス経営大学院の谷 保廣先生を講師にお招きし、製薬会社の企業価値や各パイプラインの事業価値の算出方法を、会計・財務の知識を用いて、分かり易くご説明頂きます。各講座は、製薬会社の方向けの内容となっておりますが、内容にご関心のある方は、どちらの講座にも、お誘いあわせの上、ご参加いただけますと幸いです。
本研修では、事業性評価業務の土台となる会計・財務の知識習得を目的とし、製薬会社の方向けに、自社の企業価値の定量化手法をご紹介いたします。また、企業価値の算出にとどまらず、各パイプラインの事業価値の定量化手法もご紹介いたします。
講座1・会計分野では、最終的に自社の企業価値を競合他社との対比において相対化し、将来に向けて自社の企業価値を最大化するためのKPI設定の考え方を明らかにします。
講座2・財務分野では、最終的に自社の企業価値、あるいはその重要な構成要素である各パイプラインの事業価値を合理的に計算できるようにします。
本研修を通じて、皆様の事業性評価の業務革新の一助となることを心より願っております。
【このような方に是非ご参加いただきたいセミナーです】
・事業性評価のご担当の方
・事業性評価についてご関心のある方
・製薬業に限らず、事業価値評価・採算性評価をされている方
※講義内容の水準としては、財務三表(P/L,B/S,C/S)が読める方を想定しております
【講師】谷 保廣 様
・グロービス経営大学院 教授
・谷会計事務所 所長
・ロート製薬株式会社 社外監査役
・公認会計士・証券アナリスト・税理士
https://mba.globis.ac.jp/faculty/detail/mac/teacher/tani_yasuhiro.html
【プログラム】
<講座1・会計分野>
「製薬会社の企業価値をアカウンティングで読み解く」
・東証プライム上場の製薬会社3社の直近の有価証券報告書をデータ源とする。
・当該3社の連結財務諸表と記述情報に詳細な定量・定性分析を施し、具体的手法をもって、3社の強みと弱み、現在の戦略と将来の課題を浮彫りにする。
・以上の学習を通じて、貴社の企業価値を競合との対比において相対化し、将来に向けてこれを最大化するためのKPI設定の方途を明らかにする。
<講座2・財務分野>
「製薬会社の企業価値と各パイプラインの事業価値をファイナンスで推し量る」
・企業価値評価の基本であるDCF法を、徹底して実戦的に解説する。
・分母問題であるWACC(加重平均資本コスト)について、実際の製薬会社の開示データをもとに、計算原理を解き明かしながら、その推算を試みる。
・分子問題であるFCF(フリーキャッシュフロー)について、こちらも実際の製薬会社の開示データをもとに、計算過程を丁寧に示しながら、その算出を試みる。
・以上の学習を通じて、貴社の企業価値、あるいはその重要な構成要素である各パイプラインの事業価値を合理的に計算することを可能ならしめる。
【基本情報】
日 程 :
-講座1・会計分野:2022年10月3日(月)
-講座2・財務分野:2022年10月19日(水)
時 間 : 13:00-15:00
受講料 :
-1つの講座ご受講で、39,800円(税別)/名
-2つの講座ご受講で、79,600円(税別)/名
※講座2・財務分野のみのご受講も可能です(ただし、講座2では会計用語の詳細な説明はありません)
会 場 : Web開催(Zoom)