インテグラート ビジネスシミュレーションフォーラム 医薬業向けセミナー
「計画を継続的に進化させる事業性評価/ポートフォリオ評価業務」

◆日時
2014年11月28日(金)14:00~17:00( 受付13:30~ )
◆会場
ベルサール神保町 会議室 Room 5
「九段下駅」7番出口徒歩3分(東京メトロ東西線)
「九段下駅」5番出口徒歩4分(東京メトロ半蔵門線・都営新宿線)
「神保町駅」A2出口徒歩5分(東京メトロ半蔵門線・都営新宿線・都営三田線)

東京都千代田区西神田3-2-1住友不動産千代田ファーストビル南館3F
http://www.bellesalle.co.jp/room/bs_jimbocho/access.html
◆参加費用:無料

ご好評のうちに終了いたしました。
多くの方にご来場いただき、誠に有難うございました。
■ プログラム
◆講演1:「医薬品事業における継続的な事業性評価・ポートフォリオ評価の必要性」

インテグラート株式会社 取締役 
ビジネスシミュレーション事業部長 井上淳
医薬品はその特性上、長いライフサイクルのため、外部環境の変動などにより、事業としての将来の見通しが大きく変わるリスクを有しています。このため、開発プロジェクトの相移行など特定のタイミングにおける事業性評価だけでなく、継続的な投資計画の評価と管理が必要となります。本講演ではインテグラートが長年の経験から開発した医薬品開発プロジェクト/製品の標準的な事業性評価プロセスとポートフォリオ評価プロセスをご紹介し、プロセスの標準化と評価・管理組織の確立が継続可能かつ一貫した評価と管理につながる旨をご説明いたします。

◆講演2:「大鵬薬品における事業性評価/ポートフォリオ評価の取り組み」

大鵬薬品工業株式会社 製品戦略部 高尾 弥生氏
大鵬薬品工業では、ステージ移行段階での事業性評価に加え、開発段階でのプロジェクトを定期的に見直し、開発ポートフォリオのステータスを定期更新することで開発投資判断の検討材料として使用しています。
本セミナーでは、インテグラートのビジネスシミュレーションシステム「RadMap/project」「RadMap/portfolio」を活用したこれらのプロセス運用の取り組みをご紹介します。

◆講演3:「インテグラートの医薬業向けソリューションのご紹介」

インテグラート株式会社 ビジネスシミュレーション事業部 
シニアコンサルタント 楠井悠平
弊社では医薬業19社にご導入いただいている「RadMap」シリーズを2001年にリリースし、以来10余年にわたり新薬開発型医薬業におけるコンサルティングの経験を蓄積してきました。本講演では医薬業向けのツールの最新バージョン とプロフェッショナルサービス両面のソリューションをご紹介します。
この度弊社では、昨年のビジネスシミュレーション フォーラム2013に引き続き、「インテグラート ビジネスシミュレーション フォーラム 医薬業向けセミナー」を開催する運びとなりました。本セミナーでは、「計画を継続的に進化させる事業性評価/ポートフォリオ評価業務」と題し、医薬業のプロジェクト事業性評価について、プロジェクトの相移行段階での不定期な投資判断から製品/プロジェクトの定期的な投資計画の更新と再評価という業務内容の変化にフォーカスします。

医薬品開発においては、近年、開発費用の高騰・候補化合物の減少・競争の激化などにより、事業の将来価値の有無によって投資判断を行う事業性評価および事業性評価結果を基にした開発パイプラインのポートフォリオ評価の重要性が高まってきています。反面、安全性・有効性評価とは異なり、事業性評価・ポートフォリオ評価の業務としての歴史は浅く、業務プロセスとして見た場合、その目的や確立度合いは各社ばらつきがあります。

今回のセミナーでは、大手・中堅医薬品企業19社にご導入頂いている弊社パッケージソフトウェア「RadMap/project」を活用した医薬事業における標準的な事業性評価プロセス、ならびに「RadMap/portfolio」を活用したポートフォリオ評価プロセスをご紹介いたします。

さらに、RadMapを使って医薬品の事業価値評価、ポートフォリオ評価業務に携わってこられた大鵬薬品工業株式会社 製品戦略部の高尾弥生氏をお招きし、製品/開発プロジェクトの事業性評価、ポートフォリオ評価業務に関する同社の取組みについてご講演を頂きます。

本セミナーは、医薬業各社の製品/プロジェクト計画策定や実行管理に関わる企画部門の皆様、また開発プロジェクトの管理・企画に関わる皆様にとって、有意義になることと考えます。お忙しい時期とは存じますが、万障お繰り合わせの上、ご参加下さいますようお願い申し上げます。
◇インテグラートのビジネスシミュレーションシステムは、以下の理論を基礎として設計されています。
Discovery-Driven Planning(仮説指向計画法)
ペンシルバニア大学ウォートンスクール教授イアン・マクミラン、コロンビアビジネススクール教授 リタ・マグレイスが考案した不確実性の高い事業環境におけるビジネスプランニング手法。「逆損益計算法」により、利益の因数分解と仮説の洗い出しを行い、「マイルストン計画法」で仮説検証による学習とビジネスプランのフォローアップを支援する。インテグラートは、1997年に仮説指向計画法をシステム化。

Strategic Decision Management(戦略意思決定手法)
1960年代に米国スタンフォード大学教授の ロナルド・ハワードによって考案された、デシジョンアナリシスを基礎理論とする意思決定手法。シリコンバレーを本社とするコンサルティング会社ストラテジック・ディシジョンズ・グループ(SDG)が実践・応用し、手法として確立。意思決定の品質(Decision Quality)を高めるアプローチを提供し、エネルギー開発会社、製薬会社、化学メーカー等から導入が進展した。インテグラートは、2005年から2007年までSDGと提携し、日本における戦略意思決定手法の普及を促進。